【プログラミングを始める人へ】パソコン選びのポイント5項目
これからプログラミングの勉強を始めてみたいけど、「何を準備していいのか分からない。開発するにはどんなパソコンが必要なの?」というプログラミング初心者の方へ。
プログラミングを始める為に必要なパソコン選びのポイントをまとめてみました。
パソコン選びの参考になればと思います。
プログラミングにはどんなパソコンが必要?
プログラミングをするには特別なパソコンが必要と思われるかもしれません。
しかし、実際はそのような特別な機能は必要ありません。家電量販店に売っているような一般的なパソコンでも開発はできます。
どんなパソコンでも開発は出来ますが、快適に作業する為のパソコン選びのポイントを5つにまとめてみました。
使用目的と予算に合わせて選びましょう。
1.OSを選ぶ
OSの種類
- Windows
- Mac
- Linux
主なOSの種類はこの3つです。
Linuxは開発用のパソコンの選択肢には入れませんが、プログラミングをしていると出てくるので、記憶の片隅に置いておいてください。
パソコン選びではWindowsかMacを選びます。
Windowsの方が多くのメーカーが作っているので比較的、安価に購入できます。
MacのパソコンはAppleのみ開発・販売していて、Windowsに比べて高価です。
アプリの開発をしたい場合は、Macを選びましょう。
2.パソコンの種類を選ぶ(デスクトップかノートパソコン)
デスクトップの特徴
メリット
- 高性能
- 壊れにくい
- 拡張性がある
- 価格が安い
デメリット
- 置く場所が必要
- 作業場所が固定される
- 電気代がかかる
ノートパソコンの特徴
メリット
- 好きな場所で作業できる
- 場所を取らない
- 電源が無くても作業できる
デメリット
- 壊れやすい
- 価格が高い
- 後から構成を変更し難い
- 画面のサイズが固定される
それぞれ特徴を書いてみました。パソコンの種類を選ぶポイントは、移動して作業をするかどうかだと思います。
ノートパソコンは「壊れやすい」や「性能が低い」というのは過去の話しです。
壊れやすい理由は、「熱がこもりやすい」ことと「HDDの破損」です。
放熱の技術は上がり、解消されてきています。スマホも熱で直ぐに壊れることはありませんよね?
HDDの破損については「ストレージの種類」で説明します。
性能面ではどちらもたいして変わりません。
ただし、同じ性能ではノートパソコンの方が高価になります。
3.CPUを選ぶ(処理性能)
CPUの種類
Intel製(インテル)
- 業界シェアNo.1
- 価格が高め
AMD製
- 価格が安め
- グラフィック(映像)処理が得意
大きな違いは、メーカーの違いです。
それぞれ特徴がありますが、長くなるのでここでは控えます。
プログラミングや日常的な使用であればどちらを選んでも問題ありません。
とりあえず、迷ったらIntel製を選びましょう。
プログラミングや日常的な使用であれば十分な性能なので、Core i7、Core i5, Core i3から選びましょう。
CPUを調べると第x世代というのが出てきます。数字が大きい方が最新で性能が良くなっています。
CPUを選ぶポイントは、コア数です。
世代は古いものは市場に出回らなくなるので、あまり気にする必要はないです。
ただ、在庫処分で売っていることもあるので、出来れば新しい世代を選びましょう。
ポイントとなるコア数ですが、2コアでも問題ありませんが、4コア以上の物を選びましょう。処理速度に影響してくるので、コア数は多い方が作業しやすいです。
最後にCore m7, m5, m3はCore i7, i5, i3をノートパソコン用に省電力化したものです。
省電力になる分、iシリーズより性能は劣りますが、選択肢に入れても問題ない性能です。
4.メモリーの容量を選ぶ
メモリーの容量は8GBもあれば十分です。予算が許せば16GBを選択しましょう。
デスクトップであれば後からメモリーは追加・交換が可能です。ノートパソコンは出来ないものもあります。
余裕がないと心配で仕方ないという方は優先的にメモリーに予算をあててください。
5.ストレージの種類と容量を選ぶ
ストレージの種類と特徴はこちらを参照ください。
ストレージはSSDがおすすめです。パソコンやアプリケーションの起動などが格段に速くなります。
私が自宅で使用している2008年製のiMacは起動に1分30秒程度かかっていましたが、SSDに変えて30秒程度で起動するようになりました。
容量は256GBあれば十分です。予算の範囲内で512GBにすると良いでしょう。
参考に
メモリ容量について
仕事では、プログラミングを行うので、主にVB .netの開発でVisual Studioを使用します。その他、ChromeやIE、SQL Developer などのアプリを複数起動して作業しても7GB位まで増えますが、不足して困ったことはありません
HDD容量について
仕事用のデスクトップは、同じアプリケーションをバージョン違いでインストールしたり、調査用にアプリをインストール、データのバックアップを取っています。
その為、HDDの容量は、220GBとなっています。
自宅のiMacのHDDは動画などを保存しているのでたくさん使用していますが、外付けHDDでも全く問題ないありません。
まとめ
初心者におすすめする最小構成です。
CPU Intel i3 4コア
メモリー 8GB
ストレージ SSD 256GB
予算に余裕があれば、必要な構成をグレードアップすると良いと思います。
私としては以下の優先順位でグレードアップするといいとおもいます。
メモリー >= CPU > ストレージ
ストレージ容量は外付けHDDなどで補えるので優先順位は一番低いです。
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