Mac mini 2018 まとめ
Apple Special Eventで新型Mac miniを発表
Mac miniはMac製品の中でも価格が抑えめ、だけどライトユーザには十分な性能と良い製品です。しかし、Mac miniは4年間アップデートされていませんでした。
そんな中、2017年にティム・クックCEOが「将来的にはMac miniを我が社のラインナップの重要な一部とするつもり」というメールのやり取りが公開されて、期待が膨らんでいました。
そして、2018年10月30日に開催されたApple Special Eventで4年ぶりとなるMac miniの新型が発表されました。
主なスペックと2014との比較
Mac mini 2018 | Mac mini 2014 | |
CPU | 第8世代 Intel Core Core i3 4コア ~ Core i7 6コア | 第4世代 Intel Core Core i5 2コア~ Core i7 2コア |
GPU | Intel UHD Graphics 630 | Intel HD Graphics 5000 Intel Iris Graphics |
メモリ | 8 ~ 64GB | 4~16GB |
ストレージ | PCleベースSSD 128GB~2TB | 500GB HDD~1TB Fusion Drive or SSD |
外部ポート | Thunderbolt3(USB-C) x 4 HDMI 2.0 USB 3 x 2 ギガビットEthernetポート (10Gb Ethernetに変更可能) | Thunderbolt 2 x 2 USB 3.0 x 4 HDMI ギガビットEthernetポート |
CPUは第8世代のIntel Coreプロセッサとなり4/6コアと大幅なアップデートとなっています。
この第8世代はi3でも4コアとなっており、スペックも大幅に向上しているので、個人的にはコストパフォーマンスが良いと感じています。
メモリは購入後に交換も可能なようなので、購入時は抑えておいて足りなくなったら追加または交換ができます。
但し、AppleからはApple Storeまたは正規サービスプロバイダに依頼して交換と公式ページで記載されています。
自分で交換した際は自己責任となります。
外部ポートではUSB 3も残っているので、USB-Cの変換機を購入しなくても手持ちの周辺機器と接続できるのでうれしいところです。
ストレージはSSDのみとなりました。
速度は速く作業をするにはすごくいいのですが、予算が許せば大容量を選択したらよいですが、そうでなければ、少し余裕のある容量で購入して、USB-C接続の外部ストレージを付けるのも良いと思います。
GPUは内蔵のUHD Graphics 630と貧弱なものとなっています。
ただし、eGPUで増設が可能となっているので、グラフィック性能が必要な場合は、eGPUで強化できます。
感想
今年のMac製品はMac Book Pro 13インチやMac miniなどスタンダードな製品が大幅な性能アップをしてくれました。
今まではiMacほどスペックはいらないけど、Mac miniだと少し性能不足と感じていいましたが、その差を埋めてくれたように感じます。
CPUのベンチマークではiMac Proに迫る性能となっています。
外部ポートも充実しているので、購入時は使用環境を検討して予算を抑えておいて、必要になったらeGPUや外部ストレージなどで拡張することができます。
使用目的に合わせた構成を検討できて、長く使えそうな製品になったように思います。
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